グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ、日本本社:千代田区永田町、C&W)は本日、グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社(本社:千代田区永田町)がつくばファシリティ特定目的会社を通じて、茨城県つくば市で7万平方メートル超の大規模な物流施設の開発用地を取得したと発表しました。
外観イメージパース
用地取得の目的
C&Wは、3万平方メートル超の用地を取得し、「(仮称)LFつくば新築計画」 として、シングルランプウェイ付きのマルチテナント型物流施設を開発し、2023年7月の竣工を目指します。つくば市は学術研究都市として発展してきたことから、対象地の周辺には、住宅、商業施設、大学・研究機関などが集積しており、雇用の確保に有利な立地です。同時に賃貸ニーズが見込めるため、大規模で先進的施設が供給可能と判断しました。
サステナビリティへの取り組み
開発する施設は外壁にサンドイッチパネルを採用し、断熱性と耐久性を高めます。また、CASBEE(建築環境総合性能評価システム) Aランク認証の取得、太陽光発電事業者による屋根への太陽光発電設備の設置を計画するなど、事業用不動産におけるサステナビリティを体現していきます。
開発地の特長
対象地は、つくばエクスプレス「つくば」駅から約3.5km、首都圏中央連絡自動車道(以下、圏央道)「つくば中央」インターチェンジから約8km、常磐自動車道(以下、常磐道)「桜土浦」インターチェンジから約8km、同「土浦北」インターチェンジから約9.5km、同「谷田部」インターチェンジから約13kmに位置しており、茨城県内の地域配送拠点、圏央道及び常磐道を使用することにより、首都圏及び東北方面への広域配送拠点としての需要が見込まれます。
田中 義幸(クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)は次のように述べています。
「この度、学術研究都市として良質な雇用環境を有するつくば市において、新たに物流施設を開発する機会を得たことをとても嬉しく思います。つくばエリアは、圏央道「つくば」ジャンクション周辺区間の4車線化が予定されていることから、交通利便性の更なる向上が期待されます。私たちは、ロジスティクスセクターを日本経済の成長を支えるインフラ基盤の要と捉え、今後もLFシリーズの拡大を目指して参ります。」
C&Wの物流施設展開
「LF」シリーズはロジスティクス・ファシリティーを表現したC&Wが運用する物流施設ブランドです。現在、全国で開発中の物件を含めて8棟を運用しています。
【物件概要】
所在地:茨城県つくば市さくらの森25番2
土地⾯積︓30,735平方メートル
用途地域:準工業地域
延床面積:70,957平方メートル(予定)
構造:地上5階建て、鉄骨造(予定)
着工:2022年4月(予定)
竣工:2023年7月(予定)
コンストラクション・マネジャー:株式会社 フクダ・アンド・パートナーズ
LFつくばの詳しい計画概要は、こちらのサイトをご覧いただけます。
https://www.logistics-facility.com/tsukuba/
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クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(ニューヨーク取引証券所:CWK)は、オキュパイヤーとオーナーの皆様に有意義な価値をもたら す世界有数の不動産サービス会社です。約 60 カ国 400 拠点に 53,000 人の従業員を擁しています。プロパティー・マネジメント、ファ シリティー・マネジメント、プロジェクト・マネジメント、リーシング、キャピタル・マーケッツ、鑑定評価などのコア・サービス全体で、2019 年の 売上高は 88 億ドルを記録しました。詳しくは、公式ホームページ www.cushmanwakefield.com にアクセスするか公式ツイッター @CushWake をフォロー下さい。