主要なハイライト
日本のオフィス文化は大きく変換しつつあり、次世代ワークスペースの採用によりさらに進化しています。今年のレポートでは、東京、大阪、名古屋の費用を坪単位で詳しく理解するためのフィットアウトコストガイドを提示しております。
- 2025年4月に施行される建設業法改正では20%1の総労働時間削減が目標とされており、オフィス移転に要する期間も現行の1.5~2.0倍に延びる見通し
- 調査年度の、建築費指数は消費者物価指数(前年比2.7%)2を超える8.0%3 の伸びを記録
- 都市比較でみると、大阪はやや高い建築費の伸びを記録。人手不足の深刻化を背景に、2025年4月に開催予定の大阪万博では、建設費は当初予算より1,000億円以上上振れし、総費用3,374億円を計上した。
オフィス内装費が最も高額な日本の都市
都市 | コスト |
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01/ 名古屋 | 1,047,298 円/坪 |
02/ 大阪 | 1,069,700 円/坪 |
03/ 東京 | 1,092,102 円/坪 |
日本の主要統計(対象都市: 東京、大阪、名古屋)
フィットアウトコスト | 坪あたり |
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01/ ベイシック・ハイブリッド | 661,000 ~ 689,000円 |
01/ コラボレイティブ・ハイブリッド | 1,047,000 ~ 1,070,000円 |
01/ アドバンスド・ハイブリッド | 1,652,000 ~ 1,725,000円 |
原状回復費 | 坪あたり |
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01/ 低価格帯 | 190,000円 |
01/ 平均価格帯 | 270,000円 |
01/ 高価格帯 | 420,000円 |
*厚生労働省の2025年3月時点での想定
*総務省統計局公表の東京都区部の2024年平均
*建設物価調査会(2025年2月)
請負業者 の意識調査
過去1年間の営業活動と投入コストに関する請負業者の見解、および今後6か月間の見通しを収集しました。
関連サービス
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