ワークデイ　東京本社オフィス移転プロジェクト

オフィス経営戦略コンサルティング

はじめに、オフィス移転計画をより効果的に進めるため、且つ、ワークデイ社にとってより良い条件で達成できるよう、C&Wテナントアドバイザリー部門の専門家によって市場分析に基づくオフィス運営戦略策定を行いました。契約交渉、移転オプションの選定、スペースプログラミング、ビルオーナーとの新規賃貸借条件交渉、そしてワークデイ社のグローバル本社と日本オフィス間のコミュニケーションのサポートを行いました。従業員の皆様のためにシンボリックなグレードAオフィスビルに移転をされたいというワークデイ社のご希望に沿うように、C&Wはワークデイ社と密な連携を図りながら、ビルの選定とビルオーナーとの交渉を進めていきました。結果、当初のオフィスから面積を拡張し、且つビルグレードもアップグレードした六本木ヒルズへの移転が決定しました。

ワークプレイス戦略コンサルティングを通じたオフィス設計

同社よりご移転のご相談をいただき、6つのコアバリューである、「従業員」「顧客サービス」「イノベーション」「誠実性」「楽しむ」「採算性」をいかに実現し、従業員の皆様が快適に、オフィスに集いたくなる環境を提供できるかを重視し、新オフィスのコンセプト作成を行いました。

まず、全従業員の皆様とディスカッションとサーベイを実施し、コロナ収束後のオフィスに対するご要望を調査・分析しました。その結果、今後もハイブリッドな働き方が継続することを前提に、オフィスをワークスペースとして考えるのではなく、出社時の同僚間のコラボレーションの場として皆様が期待していることがわかりました。このようなコンセプトの明確化はデザイン作成・実現にあたって肝要なスタート地点となります。

C&Wのオフィス・デザイン・チームはこれら従業員のフィードバッグに加えて、従業員の皆様によるオフィススペース利用の利用統計データや業界ベンチマークとベストプラクティスを基に、ワークデイ社のコアバリューをオフィスの新しいデザインに具現化していくオフィス設計を行いました。全従業員の皆様から募った新オフィスへの想いを設計図に落とし込んでいく、クライアントとC&Wの両方にとって最も重要な作業となります。