2020年に引き続き、世界経済、賃貸市場、資本市場は、パンデミックの状況とともに歩みを進めています。状況はいまだ流動的ですが、パンデミックの不動産への影響が最大となった時期はほぼ脱し、明るい兆しが見え始めています。新型コロナウイルスのワクチン接種が進むにつれて、経済の見通しについても楽観が戻りつつあります。資本市場は勢いのある状態で2021年を迎え、低金利、巨額の資本、魅力的な利回り、資産に対する強い潜在的需要など、いくつかの注目すべき追い風が吹いています。また、世界金融危機とは異なり、投資家には底が見えており、各セクターが同期した成長シナリオがあるのではないかと注目しています。
本レポートでは, C&Wのチーフエコノミスト、キャピタルマーケッツリサーチ部門統括者、クロスボーダーキャピタルマーケッツ部門統括者による、2021年の不動産投資の四半期ごとの解説の他、以下の項目について議論しています。
- ワクチン接種の国際的な進展に伴う今後の道筋
- 回復を牽引する地域および物件、タイミング
- デットとエクイティ、資金調達の可能性
- 金利と取引活動の見通し
- 世界の投資アイディア
投資家にとっての青信号はいつでしょうか?詳細は「シグナルレポート:不動産投資グローバルガイド2021」をどうぞご覧ください。
レポートのオーディオ版(英語)はこちら: