日本不動産市場は、その堅調なマクロ経済モメンタム、2020年オリンピック、そして増加する訪日外客数などに後押しされ、国際的な不動産投資家を魅了してきました。
不動産市場サイクルが後期にあるとの見方と、アジア地域における地政学的リスク回避の動きから、国際的な不動産投資家はセーフヘイブンとなる投資先を求めており、政治的安定性と堅調な不動産パフォーマンスを示してきた日本が選好されてきました。しかしながら、その他のアジア諸国と同じように、COVID-19感染拡大によってオリンピック延期やホスピタリティ産業への打撃など、日本不動産市場にも下方圧力がかかっています。
現在、日本政府は前例のない規模の緊急経済対策を決定しています。既に全体のレスキューパッケージは同国GDPの4割に相当し、財政支出は世界金融危機時の3倍ほどの規模に達しており、感染症拡大の影響を緩和すると期待されています。とはいえ、日本不動産市場の投資妙味について今一度確認すべきタイミングであると言えるでしょう。
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドのタッド・オルソンは、アジア太平洋不動産協会(APREA)のラウンドテーブルにおいて、世界的に著名な不動産投資家を招き 「コロナ後の日本不動産市場における新たな投資戦略」 について議論しました:
- 日本不動産市場における今後のベースシナリオとアップサイドシナリオとは?
- 投資家はどのように投資戦略を修正させるべきか?
- コロナ禍で新たな投資機会はあるのか?
- 日本不動産市場にとってのニューノーマルとは?
録画をご覧下さい(英語のみ、日本語字幕なし)。