CONTACT US
Share: Share on Facebook Share on Twitter Share on LinkedIn I recommend visiting cushmanwakefield.com to read:%0A%0A {0} %0A%0A {1}

世界不動産投資1兆8千億ドル到達、アジア投資の影響色濃く

15/10/2018

香港は世界トップ5入り、東京は8位に

東京、20181015不動産総合サービスのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ)が発行した年刊レポート「Winning in Growth Cities(成長都市への投資)」によると、地政学的不確実性や景気循環の低下局面に関わらず世界不動産市場の投資額は2018年6月までの12か月間で1兆8千億米ドルに到達しました(2017年は1兆5千億米ドル)。本レポートは最も投資資金を魅了した都市を年に一度集計し世界の商業不動産投資の活況度合いを調査しています。

この一年で商業不動産投資が18%増加した背景には、アジアの投資活動が強く影響しています。実に、投資先・投資源ともに伸張を見せており、全投資の52%がアジアに投下される一方、全クロスボーダー投資の45%をアジアマネーが占めています。世界トップの不動産都市はニューヨークが不動で、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、香港と続きます。

: トップ15位アジアの投資先都市(開発素地を除く) (出典:クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド、 RCA) – 年額(10億ドル)

 global-investment

クロスボーダー投資
香港は世界ランクでロンドンに次いで二番目にクロスボーダー投資資金を魅了する都市です。資本規制によって中国本土の投資家がホームに近い都市を嗜好した結果であり、グレーターチャイナ(大中華圏)内で香港へ流入した投資は昨年比259%の急増を見せました。上海や東京も投資先としての魅力が高まり、アジアからは2018年クロスボーダー投資世界トップ10に3都市ランクインしました。世界トップは過去10年の内9度目となるロンドンで、昨年比47%の投資増、109億米ドルを記録しました。またその多くがアジアの投資家によるオフィス取引でした。

日本の実力

東京は、2018年6月までの12か月間で世界不動産投資ランクの第8位に着けました(開発素地を除く)。商業店舗スペースへは昨年比40%増の投資が行われました。オフィススペースへは136億米ドルが投資され6.7%増加しました。

将来予測

アジアは今後も順調に現在の投資額レベルを維持します。アメリカの強いドル高と保護貿易主義が時にはボラティリティを引き起こすかもしれませんが、GDPの安定成長や急激な都市化の進行に加え失業率の低下を示すアジアは世界の不動産投資家を引き続き魅了していきます。

アジアの成熟都市では、東京、シドニー、メルボルン、シンガポール、香港、上海や北京が、その中心ビジネス街での賃料上昇と統制された供給が魅力となって投資資金を引き寄せます。新興都市では、インドとベトナムが、外部からの経済的圧力によって多少緩やかなペースとはなるものの今後も投資先都市として成長し続けます。中国では香港の優位性は継続するものの、近い将来他の都市も投資先として浮上してくる可能性が強いです。よって投資先が分散され、一帯一路構想に関連する新たなビジネス市場の誕生も考えられます。


 

メディア・コンタクト:

岡安 祐子                                                             
ヘッド・オブ・マーケティング&コミュニケーションズ、日本
+81 3 3596 7045
Yuko.Okayasu@cushwake.com

Geraldine Cheong                                                              
Associate Director, Communications, APAC
+65 6317 8349
Geraldine.cheong@cushwake.com

記者の方へ

注目に値する他の不動産セクターについては、レポート External Link をご覧下さい。



クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(ニューヨーク証券取引所:CWK)は、アイディアを実行に移すことで、オキュパイヤーとオーナーの皆様に卓越した価値をもたらす世界有数の不動産サービス会社です。約70カ国400拠点に48,000人の従業員を擁しています。プロパティー・マネジメント、ファシリティー・マネジメント、プロジェクト・マネジメント、リーシング、キャピタルマーケッツ、鑑定評価などのコア・サービス全体で、2017年の売上高は69億ドルに上ります。詳しくは、公式ホームページwww.cushmanwakefield.com External Link にアクセスするか公式ツイッター @CushWake External Link をフォロー下さい。

RELATED STORIES

Workday7---750-456
Workday • IT
詳しくはこちら
Korea-office-cw_3664---750-456-compressed
Cushman & Wakefield • 事業用不動産
詳しくはこちら

関連する洞察

APAC Marketbeat
MarketBeat

市況レポート

「マーケットビート」四半期レポートは、主要マーケットおよびサブマーケットレベルで需給、価格動向、経済および商業不動産活動を分析します。
28/10/2024
2024 Global Data Center Market Comparison Report
Insights

世界データセンター市場レポート2024年度版

世界の92の主要・新興市場のデータセンターを対象に、当社独自の14の基準で採点した最新の分析結果をご覧ください。

5/04/2024
Data-Center-Update_APAC_web-card-1221
Insights

アジア太平洋地域 データセンターアップデート:2023年下半期

アジア太平洋地域のデータセンター市場の稼働容量は10GWの大台を超え、2023年下半期には約800MWの新規供給が追加され、地域全体の稼働容量は10.6GWに達しました。アジア太平洋地域全体で3.9GWが建設中、9.4GWが計画中であり、前回の更新時から約90万MW増加しています。
19/02/2024

お気軽にお問い合わせください。

世界60か国50,000人の専門家がお客様のビジネスをお手伝いします。

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドでは、トラフィックの分析および本ウェブサイト上でベストの体験をお客様に提供するためクッキーを使用します。このダイアログを閉じ、お客様の同意を確認されるか、詳細については次のページを訪れてください:
クッキー通知

その他のオプション
同意する
これらのクッキーにより、当社のウェブサイトが期待通りに動作することが保証されます。例えば、ウェブサイトのトラフィック負荷を当社のサーバー間で分散し、使用量が特に多いときにウェブサイトがクラッシュしないようにします。
これらのクッキーは、お客様が行った選択(ユーザー名、言語、居住地域など)をウェブサイトに記憶させ、より充実した機能を提供するためのものです。これらのクッキーは、広告に使用される可能性のあるお客様の情報を収集したり、お客様がインターネット上でどこにいたかを記憶したりすることはありません。
これらのクッキーは、当社がマーケティングパートナーと協力して、お客様が当社のウェブサイトに訪問する前にどの広告やリンクをクリックしたかを理解したり、当社の広告をお客様にとってより適切なものにするために使用されます。
すべてに同意する
すべてを拒否する
設定の保存