- 宿泊主体型ホテル「レム」の新ブランド1号店となる「レムプラス銀座」が2019年12月に開業
- C&Wは2つの土地売買から物件の建設完了まで総合的なサポートを提供
グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ、日本本社:千代田区永田町、C&W)は、東京都中央区銀座八丁目で2019年12月にオープンした新築ホテル「レムプラス銀座」について、建物建設中の土地の取得からプロジェクトの完成まで総合的な不動産アドバイザリー・サービスを大東建託株式会社(東京都港区港南)に提供しました。
C&Wのキャピタルマーケッツ・グループは2018年12月から、ホテル及び駐車場を建設中の2つの土地の受益権取引、その後の受託者変更、追加信託サポートなど、通常の不動産売買仲介業務に留まらず幅広く本件取引を支援しました。建物が建築途上であったため建物完工リスク、テナントリスク等不確定要素が残されていたことから、売買条件、その後のモニタリングなど、買主である大東建託株式会社の側に立って売主との間での交渉を重ねました。土地取引を先行して2018年12月に成立させ、その後2019年12月に建物引渡も完了しました。
建設途上の土地の先行取得という稀な取引であったため、契約内容の交渉、信託の変更・条件交渉、建設進捗のモニタリング、駐車場の賃貸借サポートなど当初の交渉開始から一年以上に亘り、多面的な支援業務を提供しました。
西 太郎氏(大東建託株式会社、関連事業本部、次長)は次のように話しています。
「リスクコントロール上工夫が必要な取引でしたが、関係各位の知恵と信頼を髙山様にうまく引き出していただき、無事にホテル開業・駐車場開業を迎えることができました。これから多くのお客様にこのホテル・駐車場をご利用いただき、末永く地域に貢献することができれば幸いです。」
高山 博好(C&W、キャピタル・マーケッツ、ディレクター)は次のように述べています。
「日本を代表する一等地、銀座のホテル案件に関われたことを非常にうれしく思います。本件取引は、売買当事者のみならず、信託受託、建築請負、エンジニアリングレポート調査、不動産鑑定など業種を異にする大勢の関係者の皆様との協力関係の中で成立しました。C&Wの持つアセットマネジメント、不動産鑑定、建築コンサルティングなど様々な部門の複合的な知見が取引成立に貢献しました。今後も包括的なソリューションを提供し、不動産売買仲介の枠を超える場面でもお客様をサポートして参ります。」
土地取引から一年後、2019年12月に阪急阪神ホテルズが運営する「レムプラス銀座」ホテルはオープンしました。JR「新橋駅」徒歩4分のプレミアム立地で、銀座のメイン通りからも至近に位置し、ホテル名「レム」の通り、“眠りをデザインする”コンセプトのホテルです。
【物件概要 ホテル棟】
- 物件名:レムプラス銀座
- 開業:2019年12月24日
- 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座八丁目11番11号
- 交通: JR・地下鉄「新橋駅」徒歩約4分、地下鉄「銀座駅」徒歩約7分
- 土地面積:638.55平方メートル 建物延床面積: 約8,400 平方メートル
- 竣工: 2019年12月
- 階数: 16階
- 客室数:238室
【物件概要 タワーパーキング棟】
- 土地面積:172.08平方メートル
- 駐車台数:32台
「レムプラス銀座」 のウェブサイトはこちら。