事業用不動産におけるサステナビリティ
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は、環境、技術、経済、社会のバランスを取り、持続可能な未来へコミットしています。また環境問題への理解をより深めるため、環境保護団体とも連携しています。環境問題を代表する声に耳を傾ける事により、より強固で意味のある環境戦略を策定する事が可能です。
私たちは、不動産はサステイナブルであるべきと考えています。
サステナビリティとは
サステナビリティとは、将来の世代のニーズに応える能力を損なうことなく、現在の世代のニーズを満たすことです。
サステナビリティは複雑なテーマです。私たちの多くは、この言葉自体は知っているものの、その詳細についてはあまり理解できていないかもしれません。
サステナビリティと事業用不動産に関して、特に重要と思われる用語と定義のリストを作成しました(英語)
サステナビリティにおける3つの柱
ESGとは、Environmental(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字をとったもので、それぞれに含まれる重要なトピックや、ESGに対する運用及びビジネスアプローチは、ビジネス、企業、ステークホルダーグループの構成や価値観によって異なります。
- 環境要因は、企業や政府による温室効果ガスの排出が気候変動に与える影響の他、廃棄物管理、エネルギー効率などを指します。地球温暖化防止に向けた新たな取り組みとして、CO2排出量削減や脱炭素化の重要性が高まっています。
- 社会には、人権、サプライチェーンにおける労働基準、違法な児童労働の有無の他、職場の安全衛生に関する規定の遵守などの日常的な問題が含まれます。また社会のスコアは、企業が地域社会と一体となり、事業が受け入れられて「ソーシャルライセンス」 を得る事で上昇します。
- 企業のガバナンスは、企業の運営と管理に影響を与える規則、プロセス、法律、ガイドライン、指針を示すものです。コーポレートガバナンスでは、取締役会、株主、経営陣、従業員など、さまざまなステークホルダーの意思決定、権利、影響を考慮します。
サステナビリティへの取り組み
世界に53,000人の従業員を抱えるC&Wは、従業員、顧客、株主、地域社会、環境へ大きな影響を与えています。企業の社会的責任(CSR)は、C&Wの未来への実践及び戦略的なビジョンに盛り込まれています。
当社が取り組むCSR活動の詳細について(英語)
持続可能な都市(サステナブルシティ)とは
私たちの未来をサポートするため、都市計画や開発計画の中心にアーバンエコシステムを据える必要があります。それが開発の制約になると主張する人もいるかもしれませんが、実はこれはチャンスです。
サステナブルシティは、私たちがどこでどのように生活するかという経済的および社会的な選択肢の重要な要素であり、環境の健全性にも一役買っています。
サステナブルシティ:なぜこれからはグリーン化が進むのか(英語)
ゼロカーボン
「カーボン」 は経営会議で頻繁に聞かれるようになりましたが、コロナ禍でその話題は更に広がりました。企業はコロナ後を見据え、気候変動の緩和、従業員の雇用維持、並びに顧客や株主、ステークホルダーへのサービス向上の為、温室効果ガス削減は重要なステップと捉えています。
「カーボンニュートラル」 や 「ネットゼロ」 実現の意味(英語)
気候変動
気温の平均と寒暖差が長期に渡り変化してきていることは科学的に証明されています。産業革命以降の平均気温と比較すると、現在ははるかに高い気温レベルであることを科学者たちは認識しています。気温の上昇は、洪水、干ばつ、氷冠の融解、海面上昇など異常気象を引き起こします。
パンデミックの影響は広範囲に及び、何十億人もの日常生活や地域社会との交流に影響を与えています。大きな影響を受けている主要分野に、温室効果ガス(GHG)の排出があります。ほぼ世界中で何らかの形でソーシャルディスタンスを導入しているため、工業の生産力や通勤が大幅に減少した結果、地球の気候変動を招く温室効果ガスの排出量が減少しています。
パンデミックが気候変動に与える影響(英語)
サステナビリティは、環境、従業員、地球の未来の為だけではなく、ビジネスにも有効です。ESGの観点からサステナビリティと社会への影響を測定することで、C&Wのサステナビリティ専門家チームは、将来における企業の財務パフォーマンスをより適切に判断する手助けができます。
サステナビリティ・ニーズに応える当社のサービス(英語)